2017年6月11日日曜日

ガヤガヤいう前に“6時間で5回”を検証しよう。〈小出恵介〉



小出恵介(33)から明石家さんま(61)に電話があったそうだ。で、さんまはそれをすぐ自分の番組で喋ってしまうわけである。



*************************

【さんま 小出恵介から電話で謝罪「わんわん泣いていた」】


お笑いタレントの明石家さんま(61)がMBSラジオ「ヤングタウン」に出演し、俳優の橋爪遼容疑者が覚せい剤取締り法違反(所持)で逮捕され、その後に俳優の小出恵介が未成年との飲酒と不適切な関係を持ったことを認め無期限活動停止を表明したことに「長い芸能生活、1週間で2つもこんなことある?」と嘆いた。また、小出から電話で謝罪があったことを明かした。



さんまは番組冒頭、「すったもんだしてます」と話し、「全部俺の責任じゃないか。1週間で2回もこういうことに巻き込まれるなんて」と橋爪容疑者が逮捕されたことと、小出が起こしたことをあげた。

 


さんまがMCを務める日本テレビ系の「踊る!さんま御殿!!」に橋爪容疑者はバラエティー番組初登場だったという。さんまは「橋爪さんの息子さんが初めてのバラエティーで緊張してますって言ってらっしゃって」と振り返った。また、同容疑者のトークの部分をすべてカットしたことを明かした。


また、さんまがプロデュースし、ジミー大西の半生を描いたネットフリックスドラマ「Jimmy ~アホみたいなホンマの話~」にさんま役で出演予定だった小出からは電話があり「わんわん泣きながら」謝罪があったことを明かした。小出は「申し訳ないです」と謝ったという。小出についてさんまは「やったことは悪いことだし、やっちゃいけないことだからね。どうしようもないねんけど」と嘆くしかなかった。

 (※「デイリーニュース」2017年6月10日配信)

*************************



小出恵介からの電話の要件はさんまがプロデュースした番組を潰してしまったことへの謝罪であるからもちろん100%の私信ではないけれども、正式な謝罪が電話などですむわけもなく、まずは内々に取り急ぎ、というところである。その意味で半分くらいは私信、もちろん公開を前提としていたのではないと思うのである。



それを、まだ事件の法的な扱いがどうなるかもはっきりしていないこの状況で口外してしまうのはいかがなものか、と思うわけである。世のなかには語らない見識というものがあるではないか、と。おっと黙ったら死ぬ明石家さんまにこれをいってもはじまらぬか。



しかし明石家さんまもトシであるし、これもめっきり目立ってきた衰えのあらわれの1つといえないこともない。かつての明石家さんまであればこうした芸人以外のプライベート情報は口にはしなかったであろう、と考えるのでごJAL。ゆるい。



なにをお前のほうこそ小さなことに目くじらを立てて、とおっしゃる? たしかにそのとおりでござる。しかし最近、芸能人や有名人がなにかをやらかしたたびにガヤガヤガヤガヤ、少しうるさすぎやしないか? とイライラしているのである。しかも根拠なく加害者の側に立って励ましてみたり、被害者を貶めてみたりという変化球も目立つようになってきた。



ガヤガヤ喋るのが商売だし、みんな同じことをいっていても振り向きもされないというのなら、そんな商売からはとっとと足を洗っていただきたいのである。世のなかのタメにならぬ。たとえばカンニングの竹山隆範(46)である。 



《報道陣から写真週刊誌「FRIDAY」に17歳女子高生との飲酒と淫行を報じられ、無期限活動停止を発表した小出恵介(33)について聞かれると、冷静な口調で「ダメなことはやってはいけない」と話し、「良い役者さんなので、また良い作品に出てほしい」とエールを送っていた。》

(※「サンスポ」2017年6月10日配信【カンニング竹山、小出恵介にエール 「良い役者さんなので、また良い作品に出てほしい」】)



“カンニング竹山、小出恵介にエール”という『サンスポ』側の切り取り方も悪い。しかしそれ以前に6月10日の段階で「良い役者さんなので、また良い作品に出てほしい」というのは完全に勇み足である。いまは事実関係の確認、そして小出恵介にはしっかりとした反省の時間が必要なのである。現状を追認するしか能のない竹山隆範であるにしてももう少しなにか考えられないものなのであろうか。あー、イライラする。



事件の結着がつく前にこうまでまわりがガヤガヤしていると、それに急かされるようにして一つひとつのステップがおろそかになる。小出恵介の場合はすでに記者会見 → 関係者へのお詫び行脚という見通しを立てて動いているようであるけれども、その前にしなければならないことがある。



くどいようだが反省である。記者会見では十分な反省の上に立った言葉を聞きたい。ただミソギだとかおとしまえだとか、マスコミの袋叩きあえばすむという問題ではない。罪の重さがまるで秒速で風化していっているように見えるのでござる。であるからカンニング竹山隆範としては6時間で5回はスゴい!! くらいのことをいっておけばよかったのだ。



でもこれも、ほんとうなのかなー? という気はする。私はムリでごJAL。



《9日発売の写真週刊誌「FRIDAY」で報じられた17歳女性との交遊は生々しい。女性と寄り添いカラオケに興じる写真だけでなく、この女性の証言を掲載。


バーでは女性とリキュールのショットをストレートで何杯も飲んだという。その後、ホテルにいた6時間ほどで、女性は、計5回のセックスを強要され「しかも、5回のうち2回も中出しされて…」と告白。


女性が未成年との淫行疑惑を報じられた狩野英孝と一緒だと指摘したところ、「『わかってる』と開き直った口調で答えました」とも明かしているのだ。》

(※「夕刊フジ」2017年6月10日配信【“優等生”小出恵介の性癖とカネ 6時間で5回強要…逮捕の可能性も、違約金は「数億円か」】)



こういう詳細な話が出てくると、“計5回”とは、そのつどここでいう“1回”にカウントできる実質をともなっていたのか? という気はしてくるのである。2回は確からしいけれども。そう考えるのは私だけか? いやいやそうではあるまい。



こうした事実関係の精査と、小出恵介の深い反省との突き合わせができてはじめて次のステップ、謝罪会見なりにすすむのがあるべき段取りである。事件の本質は17歳との淫行なのである。ハニートラップかも、などという議論はそれから先のことだ。



うむ。考えてみれば沈黙することでかえって存在感が際立つ人物といえば、かろうじてそのとっかかりにビートたけしがいるくらいであろうか。ベラベラベラベラよく喋りすぎる“ご意見番”はいつまで経ってもほんとうの“重鎮”にはなれない。(了)




OCN モバイル ONE データ通信専用SIM 500kbpsコース


CMで話題のコスメやサプリがSALE中☆


【DHC】最大70%OFFのSALE開催中!





0 件のコメント:

コメントを投稿