2017年6月1日木曜日

福山雅治とジョニー・デップがセッション? なにそれ



読んでいるだけで顔から火が出るほど恥ずかしいニュースに出会った。

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【福山雅治とジョニー・デップ“ただ一度だけのセッション”】


歌手の福山雅治(48)とハリウッドの大スター、ジョニー・デップ(53)が共演する「アサヒスーパードライ 瞬冷辛口」の新テレビCM「ただ一度だけのスーパードライ篇」が30日から全国でオンエアされた。


デップが日本企業のテレビCMに初めて出演する今作で、2人はギターで共演。福山の制作した音楽に対して、デップはフィーチャリングという形でかつてないギターセッションを披露した。


撮影はロサンゼルスで行われ、青空からの日差しがまぶしいダウンタウンのビルの屋上で、福山とデップが出会い、そのままギターセッションを開始。出会ったばかりの2人だが、息はピッタリで、弾き終わった後には固い握手でお互いのギタープレーをたたえ合ったという。



CMでは、アジアとハリウッドのスーパースターによる夢の共演によって、スーパードライ発売30周年の特別限定醸造商品「アサヒスーパードライ 瞬冷辛口」の特別感を表現。“ただ一度だけ”にふさわしい仕上がりとなった。

  (*「東スポWeb」2017年05月30日)

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かたやハリウッド俳優であると同時にアリス・クーパー(69)、エアロスミスのジョー・ペリー(66)なんかと「ハリウッド・バンパイヤーズ」で活動しているバリバリのミュージシャン。キース・リチャーズ(73)との交流は有名であり、その「ローリング・ストーンズ」や「オアシス(notオアシズ)」のレコーディングに参加したこともある。



もういっぽう、こちら、えっと、マンションコンシェルジュだかがつい自宅に忍び込んでまで見てみたくなるギターの持ち主であり、2015年9月に結婚した途端に人気が激落ちしてしまった日本の俳優である。48歳にしてましゃましゃと呼ばれておる。こんなもの「ただ一度だけ」に決まっているではないか。



それでたぶん、2人とも俳優でありギターも弾くことが今回の共演のもともとの思いつきのきっかけなのであろう。しかし実態は金にモノをいわせての有名外国人との共演である。しかもミュージシャンとしては、もう基本的に金だけでは動かないレベルに達しているジョニーデップのたまさかの困窮につけ込んで。



個人的な感想であるけれどもましゃましゃはエレキギターよりもアコースティックギターのほうが似合う。むかしの中学生がナイロン弦を張って日に灼けた四畳半とかで弾いていたヤツ。レパートリーは「ロマンス」1曲。そう、私はナルシシストが大嫌いなのである。そして好き嫌いを除いてもましゃましゃのギターの腕前はジョニー・デップととても互角にセッションできるレベルにはない。



実際のCMでもジョニー・デップとの“セッション”でのましゃましゃは固く青ざめているようにさえ見えるのである。しかも盛大な修正でもかけたのかその顔はツルリとしてまるで中学生のようであり、ジョニー・デップの目はオマエみたいなガキがビールのコマーシャルなんかやっていいのか?  という疑惑の瞬冷辛口であった。



まあ、いまどきこんなシロモノに出会うとは思わなかったのである。いちばん最後に見てこれまた思わず目を伏せたのは、2015年、ミランダ・カー(34)とTAKAHIRO(32)による「Samantha Kingz」のTVCMであった。またまたTAKAHIROすっかり中坊扱い。役回りとして日本人はなかなか中学生以上にはなれないようだ。



それにしても「ミランダ・カーとTAKAHIRO」とはなんとも落ち着かない記述ではないか。「Miranda Kerrと田崎敬浩」。どうでもいいけれども。日本人のガイジンコンプレックスはほんとうに根が深い。



ましゃましゃとジョニー・デップの共演は、経済的に沈みゆく日本が送るハリウッドへの最後っ屁のようなものである。ああ恥ずかしい。たぶんまもなく中国人もハリウッドで同じようなことをやらかすけれども日本は貧乏になってきたのでもうそう容易にはできない。



日本人や中国人が金にあかせてハリウッドでなにごとかをやらかすことには、アメリカから見てかなりの違和感があるはずである。ハリウッドにしてみれば国の文化戦略の一端を担って攻めたけれども、まずは日本にその兵站線を逆進してわずかながらでも攻め上ってこられたのはたいへんに不快なことであったであろう。



しかしすでに日本はこのエンタテイメントの闘い、というか反乱に完全に失敗。アメリカの文化的追随者になり果てた。そしていま同じようなことを中国がやろうとしているのである。失敗すれば日本同様アメリカの文化戦略に呑み込まれる。中国共産党はもちろんそれを許さない。



先陣を切っているのは巨大コングロマリット・大連万達集団(ワンダ・グループ)である。もともとは不動産開発でひと山築き、エンタテイメントに進出したのは2012年。国産映画の製作・配給を開始し、同時にアメリカの大手映画館チェーン「AMCエンターテインメント」を26億ドル(約2,970億円)で買収したあたりからである。



とくに去年、2016年に入ってからの投資ぶりはスゴい。映画関係のものだけをリストアップしてみた。



◆ 1月:ハリウッドの映画制作会社「レジェンダリー・エンターテインメント」を35億ドル(約3,980億円)で買収

◆ 3月:「カーマイク・シネマズ」を買収して全米最大の映画館運営会社となる

◆ 11月:ゴールデングローブ賞授賞式などの番組を制作する「ディック・クラーク・プロダクションズ」を10億ドル(約1030億円)で買収することで合意

◆ 12月:欧州最大の映画館運営会社の「オデオン・シネマズ」の買収に成功し、世界最大の映画館運営会社となる



でもって大連万達集団の会長の王健林(ワン・ジエンリン)は去年12月末に北京で開催された中国起業家ミーティングの場でこう述べたという。



「現在、グローバルに映画を配給可能な企業は6社しかない。今後、中国製の映画を世界に広めるために彼らに依存することは出来ない。中国のカルチャーの影響を世界にもたらすために、独自のチャネルを構築することが必要だ。我々はまた、世界的に認知されるブランドを生み出す必要がある」

 (*「Forbes JAPAN」2016年12月13日配信【中国一の富豪、トランプに先制口撃「2万人の米国人が失業する」】)



うむ。とりあえず大連万達集団の映画産業におけるターゲットは世界各地に散らばる華僑とその周辺の人々であり、アメリカそのものはターゲットではない、といっているわけである。文化的進攻ははその先にある「世界的に認知されるブランド」にかかっている。中国版ディズニー、中国版スターウォーズ、中国版マーベルやDCのヒーロー、ヒロインたちである。



すでに実際にカンフーだかムエタイ、空手などの拳法アクションものの映画が大量につくられていて、そこでは露骨にアジア系ではない、白人の主演が多いのも特徴になっている。なんでさっさとピストルでバンバン撃っちまわねーんだよー、とかいわれながら。



でもって私としてはこのアクション映画のセンで、主人公はタフなヒロインからはじまって徐々に、という戦略ではないか、と勘繰っているのである。総合格闘技UFC出身のジーナ・カラーノ、スタントウーマン出身(「スーサイド・スクワッド」、「デッドプール」:ともに2016年)のエイミー・ジョンストンなど人材も揃ってきた。



そしてアメリカ、ヨーロッパ中の傘下映画館で公開するのである。おお、中華思想が広く膾炙し、世界の関心が中国に向く。



だがしかし、中国のこの野望は成功しない。その前に中国の不動産バブルがついに弾けてしまうからである。いや、だから弾けなければならないのである。大連万達集団はいまだ基本的に不動産業であるからひとたまりもない。まあ、見ていればよろし。世界はそう簡単に中華かぶれにはならない。



中国やアメリカがそんなことで忙しいあいだに日本はもう一度日本の文化を見つめ直してみるべきだろうと私は思う。COOL JAPAN などと名前自体から媚びるような恥ずかしいマネはもうやめなければ。いつまでもジョニー・デップとましゃましゃの「一回だけのセッション」の屈辱に身を置いてはならぬ。



ついでにTOKIOの城島茂(46)についても書いておこう。超貴重生物、幻の古代サメ・ラブカに続いて21歳のグラビアアイドル・菊池梨沙をGET!! である。笑う。



しかしすでに両手に震えがきている老人に若い奔放なパートナーとはいかなるものであろう? まあ、奔放と決まっているわけではないけれども。一説には4月21日に発売されたDVD『Catch me/菊池梨沙』のプロモがらみというお話もある。



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【TOKIO城島と熱愛報道のグラドル 過去に「年上の人をヨシヨシするのが好き」と言及】


《5月(6日)に行われたDVD発売記念イベントでは「お尻(の肉)が軟らかいんです。下の水着が食い込んで、動いてるとすぐにはさまっちゃう」と過激発言で、集まった報道陣をドキッとさせた。

 また、好きな男性のタイプとして「年上」を挙げ、「年上の人を赤ちゃんにしたい。ヨシヨシするのが好きです。甘えさせたい。『ヨチヨチヨチヨチ~』」と今回の報道がうなずけるようなコメントを残していた。》

 (*「東スポWeb」2017年5月31日配信)

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『ヨチヨチヨチヨチ~』である。リーダー・城島茂、かなりというか激しく安い。そのうえ、こんな話まであるのである。



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《「2年くらい前、ひとめぼれした城島さんが声をかけてつきあい始めたそうです。梨沙ちゃんは城島さんのことを“シゲルくん”って呼んでます。彼女はお酒もいける口で、飲みに行くのが大好きな城島さんと波長が合ったみたいです。行きつけのダーツバーには、お揃いのマイダーツも置いてあるんですよ。

城島さんは周囲に“結婚したいねんなあ”って話してます。親御さんにもすでに梨沙ちゃんを紹介したみたいです。そういえば彼女、“この前出産する夢を見て、出てきた赤ちゃんの顔がシゲルくんそのまんまだったの!”って笑ってました」(ふたりの知人)》

 (*「女性セブン」2017年6月15日号)

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シドイ。「女性セブン」よオマエまで、である。ツッコミたいのはその「出てきた赤ちゃんの顔がシゲルくんそのまんまだったの!」ではない。あー、ホントにこれではあまりの安さに涙が出る。どうしたジャニーズ。



ツッコミを入れたいのは「2年くらい前、ひとめぼれした城島さんが声をかけてつきあい始めたそうです。」の部分である。2年前だとすると 菊池梨沙は19歳、未成年である。酒も一緒に飲んでいた気配である。リーダー・城島茂、そうだとすればゲス川谷絵音と同類ということになるではないか。



ま、いいか。そんなこと。山口達也(45)が去年離婚したのでTOKIOの結婚枠がちょうどいまひとつ空いているし、国分太一(42)の『白熱ライブ ビビット』(TBS)もそろそろ終了になりそうで明るい話題が欲しいところだし、考えてみればTOKIOにとっても渡りに船な感じもする。



しかしTOKIOが21歳のグラビアアイドルを相手に渡りに船、とは、なんどもいうけれども安すぎやしないか? うむ。ジャニーズタレントの株価一覧というようなものをつくったら面白いかもしれない。でもメンドくさくいのでやりたくない。(了)




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